魔法の言葉とは
イヤだ!イヤだ!
子育て中のみなさん、
このような経験はありませんでしょうか?
お着換えするよ~
イヤだ!お着換え嫌いなの!!
お手て洗うよ~~!!
イヤだ!手て洗わない!!
このように、何かをしようとすると
「イヤだ!」と拒絶してくることです。
ご機嫌な時はまだしも、機嫌が悪い時だと、
この世の終わりのような絶望感になります。
そこで今回は私たちが実際に使っている、
ちょっとした魔法の言葉をご紹介します。
魔法の言葉の正体
魔法の言葉と言っても、
実際は「言い換える」です。
これをすることによって、
子供が「イヤだ」となっていても、
すんなりと聞き入れて行動してくれます。
「言い換える」が魔法の言葉の正体になります。
魔法の言葉の使い方
観察してみよう
子供の好きな事、好きな物などに
「言い換える」だけでとても興味を示してくれます。
我が子は今なにが好きなのか?
どんな動画を好んで見ているのか?
お友達とどんなお遊びをしたのか?など
些細な日常の会話や行動を観察するのです。
そこに、必ずヒントがあります。
着替えるを→〇〇にする
「言い換える」と言っても、
実際にどのようにしたら分からない方のために、
私たちが実際に使っている、
言い換えを少し例で出してみます。
今回は着替えるのが「イヤだ」と、
なっている際の言い換えをご紹介します。
【普通の場合】
カッコいいお洋服に着替えるよ~!
イヤだ~~
【言い替えの場合】
カッコいいお洋服に変身しよう!!
うん!!!わかった!!
これだけです。
「着替える」を「変身する」に言い換えるだけで、
息子の反応は全然違いました。
このような何気ない「動詞」を
言い換えるだけで魔法の言葉になります。
その他の言い換え
私たちが普段使っている言い換えを少しご紹介します。
言い換え前 | 言い換え後 |
お着換えしよう | 変身しよう |
手を洗おう | バイキンマンバイバイしよう |
歯磨きしよう | お口のバイキンマン達バイバイしよう |
お家出るよ | 出動だ |
お風呂入るよ | パパを洗う係して |
伝えるときは元気よく!
実際に言い換えて伝える際は、
お子さんの目を見て楽しい雰囲気いっぱいで伝えてあげてください。
そうすると子供たちはなんだか楽しそうと思い、
ニコニコ笑顔になってくれます。
そしたらあっという間に、
イヤだ!と言っていたこともすぐに、
できるようになります。
最後に
この魔法の言葉は、
全然難しいことではありません。
私たち親が普段、何気なく使っている
「動詞」は子供たちからしたら、
めんどくさいや楽しくないと言う様に感じてしまうのでしょう。
それを、子供視点の言葉に「言い換え」て
あげるだけで子供たちは、
「それならする!」と反応が全然違います!
子供たちが上手くできたときは、
笑顔いっぱいで褒めてあげてください。
子供たちは自信に満ち溢れ、
自分からいろいろと挑戦するようになります。
育児は100人100通りです!
正解はありません!
自分たちにペースで楽しみながらしていきましょう。